このブログでは普段はイケてないおっさんがワンランク上にいくにはどうするかを真剣に考えていきます。
さて、記念すべき第一回の記事は「一律10万円の「定額給付金」申請のやり方をめっちゃ詳しく解説します」です。
給付金の対象者
4月30日に「特別定額給付金」の予算が成立しました。これで一人あたり現金10万円が一律給付されることが確定しました。
対象者は簡単に言うと日本に住んでいる人です。詳しく言うと、基準日(2020年4月27日)時点で住民基本台帳に記載されている全ての人が給付対象になります。
国籍は関係ないので、日本の住民票があれば外国人も対象です。逆に日本人であっても4月27日に日本に住民票がなければ支給対象からは外れます。
あと注意したいのは、今年の4月28日以降に生まれた赤ちゃんは対象から外れます。逆に、4月27日以前に亡くなってしまった方も対象から外れます。
その他、DV被害者や離婚した人はどうなるか?もややこしいですが、以下の記事にまとめています。
申請方法
定額給付金の申請は、郵送申請とオンライン申請の二種類が用意されています。
郵送については、 自分が4月27日時点に住んでいる自治体から申請用紙が送られてきます。実際に申請書が送られてくる時期は自治体によって異なります。ここで注意なのは、4月27日あたりで引っ越した人です。引っ越す際、窓口に転出予定日をいつと書いたかによって、申請書が送られてくる自治体が変わってきます。
例えば、市役所に4月27日に出向いて転出届を提出したが、転出予定日を4月28日と記入した場合。この場合は転出する前の自治体から申請書が届きます。あくまで基準日の27日にどこの自治体に住んでいたかがポイントです。
送られてきた申請書には銀行口座の番号を記入する欄がありますので、番号を記入します。あとは確認書類として運転免許証などの本人確認書類とキャッシュカード等の写しを申請書に張り付けて終わりです。残念ながら口座番号はひとつしか書けないようなので、いったん家族の誰かが受け取って、みんなに分けるということになりそうです。
オンライン申請の流れ
オンライン申請は、こちらのマイナポータルから申請するそうです。
まずはインターネットでこのマイナポータルにログインします。このときにマイナンバーカードを使ってログインします。
ログインしたらまずは「特別定額給付金の手続き」を検索します。入力ページには、
世帯情報や口座番号など必要な情報を入力するフォーム画面が出てきますので、入力します。郵送のときと違って、今回は本人確認処理は必要ありませんが、キャッシュカードなど、口座が確認できる画像は添付する必要があります。
ただ、オンライン申請するには当たり前ですが、マイナンバーカードを持ってなければなりません。それからマイナンバーカードを読み込むためのカードリーダも必要です。カードリーダがなくてもiPhoneなど一部のスマホでは、カードをかざすと読み取ってくれる機能もあるそうですが、結構ハードル高そうです。
まとめると、以下のものが必要です。
- マイナンバーカード
- カードリーダ、あるいはカードを読めるスマホ
オンライン申請については、ややこしいので別記事に分けました。PCから申請するならこちらをぜひ 。
もしエラーがでたらこちらでトラブルシューティングしてください。
受付開始までのスケジュール
受付時期は自治体によって異なります。郵送方式とオンライン申請方式それぞれで受け付け開始時期が異なります。みなさんが住んでいる自治体のWebサイトを確認してみましょう。はやいところでは熊本県高森町は24日に町民に申請書を送付しているとのことですが、これは例外中の例外っぽいです。ほとんどのところはシステム開発があるので5月中旬から下旬に申請書を送付するようなスケジュールになるんじゃないでしょうか。例えば私の地元はこんな感じ。
現在、十万円給付に向けてシステム改修をしております。
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) 2020年4月30日
270万大阪市民全てに対応するには人海戦術では無理なのです。
大変申し訳ありませんが、大阪市民のみなさんの手元に届くのは5月末頃になります。 https://t.co/NfbLN3mZcd
まとめ
ながながと書いてきましたがそろそろまとめます。
- 定額給付金制度によって、一人10万円が一律でもらえます。
- 2020年4月27日時点で住民基本台帳に記載されている全ての人が給付対象になります。
- 申請は世帯の代表者が行います。
- 申請の受付開始日は自治体によって異なります。
- 申請方法は郵送とオンラインがありますが、オンラインはマイナンバーカードとカードリーダがいるのでハードルが高いです。
ちなみにワンランク上のおっさんとしては、華麗にオンラインで申請するのがおすすめですが、カードを持っていない人は難しいです。今すぐカードを申し込んでも手に入るのに1カ月から2か月はかかるそうです。ということで今カードを持っていない人はオンライン申請は忘れましょう。
さて、ここからは私の意見ですが、いまの経済状況からいって、二回目の給付金もありえなくはないです。また、今後は、消費税の増税の消費喚起策として予定されていた、マイナンバーカードを使ったポイント還元策も控えています。今後も国はマイナンバーカードを使わせよう使わせようとしてくるでしょう。ポイント還元のときに、カード持ってないからポイントもらえない!と慌てるよりは、いまのうちにサクッとカードを申し込んでおくのがワンランク上だと思いますよ。