だれでももらえる10万円「特別定額給付金」の申請がスタートしました。
申請には郵送とオンライン申請の2つがありますが、やっぱり今回の目玉はオンライン申請。マイナンバーカードがないとできないらしいのですが、とりあえず実際にやってみました!
そのまえに定額給付金って何?というかたはこちらをどうぞ
ちなみに申請のページは全国で同じなので、この記事の内容はどこに住んでいようが参考になるはずです。意外に簡単だったのでぜひ参考にしてください。
それでは行ってみましょう!
オンライン申請とは
定額給付金の申請は、2種類あります。
ひとつは郵送申請です。4月27日時点で住んでいる自治体から申請書が送られてきますので、それを返送します。郵送で申請したい人はまず書類が送られてくるのを待ちましょう。
もうひとつはオンライン申請です。パソコンかスマホから申請をすることができます。自治体から申請書が届く前に申請ができるので、紙のやり取りをする時間を省略できます。少しでも早くお金が欲しい人はこちらを選ぶのがいいと思います。
ただし、オンライン申請の開始時期は自治体によって異なります。例えば5月1日時点の主だった県の対応状況は以下のTweetを見てください。
東京都に住んでいる人!定額給付金の申請スケジュールのまとめですよ!(5/1時点)画像を拡大したら住んでるところのスケジュールがでるよ。#定額給付金 #10万円給付金 pic.twitter.com/IBlRSmiL90
— ワンランク上のおっさん (@1rank_up_ossan) 2020年5月1日
大阪府に住んでいる人!定額給付金の申請スケジュールのまとめですよ!(5/1時点)画像を拡大したら住んでるところのスケジュールがでるよ。#定額給付金 #10万円給付金 pic.twitter.com/XrD4k3lM5H
— ワンランク上のおっさん (@1rank_up_ossan) 2020年5月1日
人口が多い自治体はシステム改修に時間がかかるので、対応が遅くなる傾向があります。オンライン申請がまでできない自治体に住んでいる人は、この記事を読んでよく予習しておいてくださいw。
オンライン申請の入り口
定額給付金そのものは各市町村の仕事ですが、オンライン申請の申請フォームは国が用意しています。どこに住んでいても同じページから申請します。申請ページはこちらになります。
特別定額給付金の特設サイトもありますが、実際の申請は上記のマイナポータルになりますのでご注意を。
用意するもの
オンライン申請する際に絶対必要なものはマイナンバーカードです。マイナンバーカードを持っていない人は残念ながらオンライン申請はできません。それから申請の途中で
「署名用電子証明書の暗証番号」というものを入力するように促されるので、カードを申し込んだときに設定した暗証番号を思い出しておいてください。6桁の英数字のやつです。
それ以外に、パソコンから申請する場合はICカードリーダが必要です。スマホから申請する場合は、カードリーダは必要ありませんが、スマホ自体がマイナポータルAPという専用アプリに対応している必要があります。
カードリーダは接触型と非接触型の2種類があります。カードを差し込んで読み取らすのが接触型。かざすだけで読み取ってくれるのが非接触型。対応機種はこちらに記載されています。1ランク上のおっさんとしては断然非接触型です。マイナンバーカードはうすい透明なケースに入れて保管している人が多いと思いますが、差し込み式だといちいちケースを外さないといけないんですよね。
ちなみに私が実際に使って動作確認してみた機種はこちら。
非接触型
接触型
スマホで申請する場合、対応しているスマホはこちらに記載されています。みたところ、iPhone、Glaxy、Xperiaはありますが、格安スマホの代表格である中華スマホ(HuaweiやOppo)は仲間外れにされています。このご時世ではしょうがないのかな。
それからもちろん、10万円を振り込んでもらうための銀行口座も必要です。
まとめると、以下のものを準備する必要があります。
- マイナンバーカード
- カードに設定した署名用電子証明書の暗証番号
- パソコンから申請する場合はカードリーダ
- スマホから申請する場合はマイナポータルAPに対応しているスマホ
- 銀行口座
実際の流れ
実際の流れは特設サイトにこちらにアップされています。見る限りiPhoneユーザはふつうにスマホからやったほうが早そうです (家族が多い人は文字入力がキーボードでできるのでPCがおすすめです)。私は中華格安スマホユーザなので、パソコンから申請したんですが、パソコンからでも申請自体はそんなに難しくなかったです。
最初に申請者情報を入力する画面があります。今回の制度では、申請者は世帯主になりますので、世帯主以外の人が申請しても後で突き返されることになるのでご注意を。
ここの画面の上部に緑色で「マイナンバーカードの読み取り」というボタンがあります。
これはカードの券面情報を転記できるボタンで、これを押すとマイナンバーカードの中にある、氏名、生年月日、住所がフォームに自動入力されます。その際は、マイナンバーカードの券面事項入力補助用パスワードが求められますが、この番号は署名用電子証明書の6桁の暗証番号とは異なり、4桁の番号です(ややこしいw)。覚えてなければ、押さずに氏名などを手入力しても問題ありません。
(2020/5/3) 訂正です。ここは素直に緑色のボタンを押して入力補助したほうがいいです。というのも、手入力すると、人によって住所表記を1丁目2番と書くか1-2と書くか表記ゆれが発生してしまい、その後の手続きにどのようなデメリットがあるかわからないからです。入力補助すると、住民票に書いてある通りの住所が自動入力されるので安心です。
次に家族全員の名前と口座番号を入れる画面が出てきます。ここで申請する人の名前を全部入れてください。欲しくなければ全員分書かなくていいですよw。
それから銀行口座の確認用書類を添付します。確認用書類は口座名義人と口座番号がわかる資料だそうです。キャッシュカードや通帳の画像を張り付けるといいでしょう。
そしていよいとオーラス。入力内容の確認後に電子署名を付与します。
ここで求められている番号は最初に準備した6桁以上の番号です。先ほど世帯主の情報を転記するために使ったもの(緑のボタンでつかったやつ)とは異なりますのでご注意を。何度も間違えるとロックがかかって解除には市役所に出向く必要があるので慎重に!
以上で申請情報が市役所に届き、各自治体のスケジュールで振込がされます。首を長くして待ってましょう。
もしエラーが出た場合、こちらにトラブルシューティングをまとめています。参考にしてください。
※ちなみに私は実際はまだ申請していません。最後の最後で取りやめました。郵送の書類も見てみたいな~と思ったからです。
まとめ
思わず長い記事になりましたが、手続き自体は簡単です。たぶんスマホの人はもっと簡単だったでしょう。
今回やってみて思ったのは、簡単な手続きだけに結構混乱するポイントもあるなと。
例えば・・
- 例えば世帯主以外の人が勘違いして申請したらどうなるの?とか
- 申請するときに家族の名前が間違ってたら?
- 申請するときに家族のだれかが漏れてたら?
1ランクうえのおっさんとしては、家族の名前をいちいち入力するのも面倒だから、マイナポータルで世帯の情報も管理してくれたらいいのにと思いました。
まあ、マイナンバーカードを使って申請する制度って実質今回が初めてだし、いろいろ試行錯誤はあっていいと思います。今後はこういう形の受付をどんどん増やしてほしいなと思ったおっさんでした。