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【決定版】「定額給付金」オンライン申請のトラブルシューティング【2020年5月最新】

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一律10万円の特別定額給付金ですが、オンライン申請する方が増えてきましたね。Twitterなどを見ていると、わかりにくい!エラーになる!といった報告が多く見られるようになってきました。

 

そこで、急遽、現時点で報告されているわかりにくさとエラーについて原因と対応方法をまとめてみました。今後、新たな情報が出てきたら随時更新していく予定です。

 

 

オンライン申請のやり方がわからない!という方。この記事でPCから申請する方法を詳しく紹介しています。参考にどうぞ。

www.1rankup.info

 

 電子署名の付与でエラーがでる!!

すべての入力が終わった後、最後の最後の電子署名の付与の段階で結構エラーがでるようです。ここでエラーが出てしまうと、せっかく入力した家族の情報ももう一回入れ直しになります。心が折れそうになるので事前に以下のトラブルシューティングを確認しておきましょう。

セッションタイムアウト

電子署名を付与するタイミングで「セッションタイムアウトが発生しました」エラーが表示されてしまう現象です。iPhoneで申請している人に多いエラーです。

このエラーが出た場合、プライベートブラウズオフにしてみてください。これがオンになっていると、画面遷移の段階でセッションが引き継がれなくなりセッションタイムアウトが発生します。iPhoneでプライベートブラウズをオフにする方法はこちら。

support.apple.com

エラーコード111

このエラーは、電子証明書が有効期限切れになっている場合に表示されまいます。

faq.myna.go.jp

 

実はマイナンバーカードにはカードそのものの有効期限と、中に格納されている電子証明書の有効期限の2種類の有効期限があります。

カード自体は交付してから10年間有効ですが、電子証明書は5年間しか有効期限がありません。なんでこんな仕様になっているのかまったく意味はわかりませんが、そうなっているので仕方ありません。

不幸にも111が出てしまった人は、市役所の窓口に出向いて電子証明書の更新をする必要があります。手続きの方法は自治体ごとに違うそうなので、住んでいる自治体のホームページを確認してください。

 

エラーコード115

このエラーは、カードをもらった後に引越しなどにより住所が変わってしまって、もともとの電子証明書が失効している場合に表示されます。

faq.myna.go.jp

 

マイナンバーカードの証明書には、住民票の基本4情報(氏名、生年月日、性別及び住所)が格納されているので、引越で住所が変わったり、結婚で姓がかわったりした場合、その時点で証明書は失効する仕組みになっているようです。

 

この場合も住んでいる自治体の窓口で、電子証明書の再発行を受ける必要があります。

 

エラーコード309

Twitterなどでこのエラーコードを報告している人がいました。このコードについては今のところわかりません。わかり次第追記しますのでしばしお待ちください。

 

※ 5月6日追記

このエラー、5月3日に集中して発生していたようで、もしかしたらマイナポータル側の問題かもしれません。時間を空けて再度トライしたらうまくいったという報告が多数されています。詳細がわかればまた追記します。

 

カードを何回もかざすのがわかりにくい!

今回うまく申請できた人でも、わかりにくさを感じた人も多かったと思います。その一番多い感想は、何回カードをかざさすねん!一回ですませろや!というものではないでしょうか。かくいう私もちょっとイライラしましたw。そこで、ここではカードをかざす回数と必要なパスワードについてまとめておきます。事前に心づもりができていたらちょっとは違うかなと思ったので。

 

結論から言うと、申請のときにカードをかざす機会はなんと三回もあります。しかも、それぞれで必要なパスワードが違います。

①マイナポータルへログインするとき

このときは利用者証明用パスワードを使います。パスワードは数字4桁です。

②申請者の情報を入力するとき

このときは券面事項入力補助用パスワードを使います。パスワードは①と同じケースが多いです。数字4桁です。

 ③電子署名を付与するとき

署名用パスワードを使います。アルファベットと数字の組み合わせ6桁〜16桁になります。なぜかアルファベットは大文字でないとダメ。

 

 各パスワードは、みなさんがマイナンバーカードを受け取るときに設定してるはずです。忘れてしまった場合は残念ながら、いま住んでいる自治体の窓口に行かないと再設定できません。

 

まとめ

どうでしょうか。意外と落とし穴が多かったですね。改めて見ると仕様そのものがイケてないというかなんというか。

 

特にエラーコード111(証明書の有効期限切れ)が出てしまった人はお気の毒としかいいようがないです。この人たちは、おそらくマイナンバー制度が始まった当初にカードを申し込んだんでしょう。で、5年以上も使う機会がなかったのに、ようやく使う機会ができた!と思ってかざしてみたら、有効期限が切れてますって。なんでカードの有効期限は10年なのに中身の証明書は5年にしちゃったんでしょうか。これは暴動が起きても仕方ない?と思います。

 

あと電子証明書についても複雑ですね。どうもマイナンバーカードには、2つの電子証明書が入っていて、その証明書の使い方によって4つのwパスワードが必要なようです。このあたりの証明書の役割とかはまた別記事で特集したいと思います。

 

しかし、今回私が一番のダメ仕様と思ったのは、証明書のパスワードがわからなくなった場合、わざわざ窓口にいかないとダメな点です。いまどきパスワード忘れで出向かないと再設定できないなんて仕様ありえる?と思います。ここはぜひ改善したいところです。

 

とまあ、いろいろありますが、マイナンバーカード自体は必要な社会インフラだと思いますので、今後も気長に育てていく必要がありそうですね。